青松寺壁の現場見学会

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東京都左官組合連合会 平成会主催の日本一の規模を誇る大津磨き青松寺壁の現場見学会に参加しました。 施工は日本壁志の会であの名人榎本新吉さんの技術を伝承する小沼允(平成会会員)が中心に磨き上げました。 今回は日本壁志の会徳永青也さん、事務局の岩越松男さ及び上記の小沼允さんの説明を受けました。また当日 は東京都足立技術専門校の横山、斎藤、外崎先生も参加されていました。日本最大(約50m2)の大津磨きは圧巻 でした。しかし国際禅センターの藁スサ入りの漆喰は素晴らしいもので、小沼さんの説明では100回も 押えたとのことです。手のひらで触れてもその平滑さには驚きを隠せませんでした。
愛宕グリーンヒルズ・国際禅センター:
黄金色の土を混入した土佐漆喰の大津磨きで壁を塗る前にウルシの梁等 施されていたため養生が大変だったそうです。またアール部分の抑えには 苦労したそうです。大津磨きの左正面は藁スサ入りの漆喰で良い趣を表わしている。
青松寺・山門:
藍及び墨を混入した土佐漆喰の大津磨きで横に長く色むらがありました。
青松寺・観音聖堂:
聖堂に入ったとたん大津磨きの大きさに圧倒しました。足場4段で10人で鏝磨きをしたそうです。

正面(黄金色の大津磨き)
山門内部の藍色の大津磨き
観音聖堂大津磨き全景

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